NSスピードウェイで常連さんと走行していると、コース外周のストレートで引き離されます。
レースのレギュレーションに合わせているので、タイヤの回転数は同じはずなのですがなぜでしょうか?
常連さんに外周のストレートで引き離される理由はいくつか考えられます。
1つはモーターやアンプ(ESC)の違い、そしてもう一つは走行ラインの違いです。
常連さんにストレートで引き離される理由
1.モーターやアンプ(ESC)の違い
NSスピードウェイのレースではミニクラスやツーリングクラスでは、モーターをブラシレス15.5T以上に制限しています。
そのため、15.5Tを使っても良いですし、17.5Tを使っても良いのですが、タイヤの回転数をどちらも3000回転に合わせたとしても、トルクなどの関係で速さに差が出るようです。
全てのモーターを確認したわけではありませんが、現在のところ回転数を合わせても15.5Tのモーターの方が速い結果が出ることが多いようです。
ただし、モーターによっては17.5Tでも回転数を合わせれば同じ速度で走れるものもあるようです。この辺りは現在調査中です。
2.走行ラインの違い
実は、ストレートの速さで差が出る一番大きな理由がコレです。
直前のコーナーの抜け方によって、その後のストレートの伸びが全く違います。
常連さんは、ストレートで伸びが良くなるような走行ラインでコーナーを抜けるので、それが大きな速度差として現れるのです。
例えばこのコーナー、左回りで走る場合、あなたはどのようにイメージして抜けますか?
ちなみに、初心者の方はこんな感じでコーナーを認識していて走行していることが多いです。
実は、これだとコーナーを抜ける際にステアリングを大きく切ることになり、車が減速してしまうんです。
ストレートに入ったときに車は加速しなおすことになってしまい、最高速に到達するころにはストレートが終わってしまうという悲劇に!
では常連さんはどのように走っているでしょうか?
常連さんはこのような走行ラインをイメージして走ります
こんな感じで、かなり手前からコーナーだと認識していて、緩やかに曲がり始め、トップスピードのままコーナーの頂点を抜けてストレートに入ります。
これは左回りの時だけでなく、右回りの時も同じです。
これが「ストレートで離される~」の正体です。
常連さんの走り方を研究しよう!
このように、走り方ひとつでストレートの伸びが大きく変わります。
まずは常連さんの走り方を研究してマネしてみましょう!
身に着ければライバルに大きな差をつけることができますよ!