今回はレースの重要なマナーである「他の人に後ろからぶつけてしまったときの正しい対応講座」です!

レースでは他の人と競い合うので、どうしても熱くなって接触してしまう事があります。

そこまでは仕方がないですが、そのときにとても大切なマナーがありますので紹介していきます。

後ろからぶつけて抜くのは絶対ダメ!

これは絶対に覚えましょう!

レース中、前を走っている車に対して、後ろからぶつけて抜くのは絶対にダメです!

後ろからぶつけられたマシンは高確率でスピンします。そのスピンしているときは簡単に抜くことができますが、これはマナー違反で完全にアウトです。

もちろんぶつけないのが一番ですが、もしぶつけてしまって前の車をはじき飛ばしたり転倒させたりした場合は、その車が復帰するまで待って、再度その後ろから追いかけるようにしましょう。これがレースでのマナーです。

例えば、こんな感じです。




この動画のように、自分が待っている間に後ろの人に抜かれることになったとしても、ぶつけられた車が復帰するまでは待つ。これがフェアプレーです。

ちなみに、1位と2位が衝突して止まってる間に、全く絡んでいない3位の車が抜いていくのはOKです。(棚からぼたもち)

例外:車同士がぶつかった時でもセーフなケース

ただし、例外的に車同士がぶつかった時でもセーフな場面もあります。

サイドバイサイドの場合

レース中、後ろから上手くインをついたときなどに、車同士が真横に並ぶ時があります。この場合の接触は基本的にOKです。

例えばこんな感じです。




ただし、サイドバイサイドだと言っても、激しく横からぶつけて大きく弾き飛ばした場合はさすがにアウトなので注意しましょう。

前を走る車がミスして挙動を乱してそのマシンと接触して抜いた場合

よくあるのが、「前の車がコーナーで内側にぶつけてしまって転倒して、走行ライン上に止まってるとき」とか「前の車がコーナーで内側にぶつけて、一時的にコントロール不能になってるとき」です。

真後ろから追いかけていた場合、ミスした前の車を避けるのは至難の業ですし、ミスした車に非がありますのでこの時はぶつかってもおとがめなしです。

例えばこんな感じです。




全てのケースを説明するのは難しいので、今回はここまでとしますが「基本的にはズルい抜き方はダメ!」、「不可抗力はまぁ仕方ない」と覚えていただければ良いかなと思います。

まとめ

レースで、前の車にぶつけて抜くのはNG!

ぶつけてしまった時は、ぶつけた相手が復帰するまで待ってから再度追いかけましょう!(仕切り直し)